2019年1月1日

お正月前後の伝統文化…

お正月前後の伝統文化

改めまして、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。



皆様は(喪中でない限り)お正月のお飾りやお供えを行いましたか?

我が家は行っております。

お飾りを外すタイミングもありますので、
今年の年末(今から年末の話になってしまいますが)の心得も含めて投稿します。



まずは新年の準備を始めるのが良い日はいつかご存知ですか?
これは12月13日と言われています。
なぜ12月13日かというと、
江戸中期まで使われていた旧暦の12月13日が「鬼宿日」と言われていて、
鬼の結婚式以外全てにおいて「吉」とされていたのです。

12月13日を正月事始めと言い、
以下のような事を始めるのに良いとされています。

・松迎え:門松にする松や、おせち料理を作る際に使う薪を恵方に取りに行くこと
・煤払い:年神様がたくさんのご利益を持ってきてくださるように、と心を込めて室内外の大掃除をすること
・針供養:1年間お世話になった道具を供養するため、針仕事を休み、折れた針などをコンニャクや柔らかいものに刺して供養すること
※ただし針供養は地域によって12月8日説と2月8日説があります。

現代版に直すと
・新たな手帳やカレンダーを用意すること
・年内にやるべき事をリストアップすること
・年賀状の準備
・大掃除
・お歳暮を配り始める(関西)
になります。



そして12月28日になると…

・仕事納め、御用納め:1年で最後の業務日のところが多く、官庁や学校はそのような決まりがあるようです。
・注連飾りや松飾りを飾る:一般的に12月28日か30日に飾ります。

12月31日は

大晦日になり、神社では半年に1度の年越しの祓が行われます。
俊子氏の祓というのは、
人形(ひとがた)に氏名と生年月日を書き、罪を移してお清めをします。
※6月30日に行うのは夏越しの祓と呼ばれています。



ところでお供えやお飾りはどんな意味合いがあるかご存知ですか?



1.Kadomatsu

字の通りで、門に飾るお飾りです。
・松:一年中緑(枯れない)で、紙が宿ると言われています。
・竹:大きな成長力で、生命の象徴とされています。
・梅:新春に咲き、一年の始まりを意味しています。紅白2本添えます。
それを2つ用意し、1対で飾るのが一般的で、
向かって右側が雄松、向かって左側が雌松と呼ばれています。
梅の代用として魔除けを意味する南天を入れる場合があります。

2.注連飾り
玄関に飾り、一年中神様をお迎えできるよう清められていることを意味しています。
・しめ縄:豊作祈願のために稲ワラで作られます。地域によって異なりますが、一般的には太い方を右側にすると言われています。
・ウラジロ:不老長寿を意味するのと、葉の裏の特徴から心が清い事を示しています。
・ユズリハ:新葉が出てから古い葉が落ちるため、子孫繁栄を意味していますが、葉や実に毒性があるので口にしないように注意が必要です。
・ダイダイ:代々栄えるようにと、家族更盛の願いを込めています。
・コンブ:「喜ぶ」という文字にかけて縁起物として扱われています。
・御幣:神が宿る紙とされています。

3.鏡餅
鏡餅は、新年の神様である「年神様」の依り代でありお迎えした年神様の居場所です。
鏡餅の役割は他にもあり、
年神様は、新しい年の幸福や恵みとともに、私たちに魂を分けてくださると考えられてきて、
その魂の象徴が鏡餅と言われています。
鏡餅が丸いのはご神体と考えられ、
鏡を意味しています。
名前の由来もそこから来たのではないでしょうか。
鏡餅を2つ重ねるのは「陰(月)」と「陽(太陽)」を重ねる事を意味し、
円満に年を重ねるとか夫婦和合を表しています。
飾る場所が良いのは家の中でも高貴な場所でもある「床の間」ですが、
現在の住宅事情を考えると床の間がない住まいが多いため、
リビングや玄関から離れている場所に飾るのが一般的です。
餅の上にダイダイを置いたり、餅の下にウラジロや昆布、スルメ等を置くのは、
注連飾りと同様の意味合いです。

余談ですが餅そのものが稲の霊が宿るハレの日の食べ物で、
食べると生命力が与えられるとされています。
だから新年にお雑煮を食べるのが良いと言われているのも生命力を与えられるから、
と考えられるのです。

串柿を飾る場合もあり、
串柿とは干し柿を串に刺したものです。
柿は「嘉来」に通じる縁起もので、
干し柿は「見向きもされない渋柿でも修練の末には床の間の飾りにもなる」という精神性を表現しています。
串に刺した串柿は三種の神器の剣を表し、「鏡=鏡餅、玉=橙、剣=串柿」で三種の神器を表しているとも言われています。
5個串に刺す場合と10個刺す場合があり、
其々意味合いがあって、
5個の場合は「ひとりひとり(1個1個)が、皆(3個)幸せに」という意味で、
10個の場合は「いつもニコニコ(2個2個)仲むつ(中6つ)まじく、 共に白髪(白い粉)の生えるまで」という意味で、
其々夫婦、子ども、年配者、 皆仲良く、笑顔で、健康に暮らせるように、と表現しています。



12月29日と31日に飾るのはタブーとされているのは皆様ご存知だと思います。
29日は「二重苦、苦が待つ」と言われているので避けるべきで、
31日の一夜飾りについては葬儀と同様と考えられていたり、
神様をお迎えするのに一夜だけでは失礼に当たるからです。

では、飾りなどはいつ外してどのように処理をしたら良いのでしょうか?

松飾や注連飾りは関東などでは「松の内」(年神様がいらっしゃるとされている日)と言われる1月7日に外すのが良いとされていて、
関西では「小正月」と呼ばれている1月15日に外すと言われています。
一般的には1月7日の朝「七草粥」を食べ終わってから外します。

鏡餅は1月11日に鏡開きを行いお汁粉などにしていただきます。
ちなみに「切る」ではなく「開く」というのは、
刃物を入れて切るのは切腹をイメージするので縁起が良くないからです。
今は裏面をあけると個別に真空パックになっているのが多いですが、
手作りなどの鏡餅は包丁で切るのではなく、
木槌や金槌で叩くのが良いとされています。

お飾りなどは神社に持参してお焚き上げしていただくのが良いのですが、
自ら処分する場合は、
大きめの紙を用意して広げ、
左・右・中央とお清めの塩をふり、
その紙でお飾りを包んで、
他のごみとは一緒混ぜずにゴミ袋に入れて処分します。
※各自治体の処理方法に従ってください。



各自治体やお住まいの地域性によって様々ですが、
昔からの伝統は今のスタイルに直しつつも残していきたいですね!
より良い住まいとのあり方にも関連してくるのではないでしょうか。



【ブログ著者プロフィール】

安孫子 友紀
縁(えにし)合同会社 代表
http://www.enishire.com
https://www.zennichi.net/b/enishi-re/index.asp

2017年7月、東京都墨田区に事務所を構え、
同年9月より営業開始。
宅地建物取引業を中心に業務展開。

不動産の売買仲介・賃貸仲介(一部賃貸管理)のみならず、
不動産活用の転用の等のアドバイス業務や、
暮らしかたの提案、
移住・二住居政策の支援、
「国土交通省先駆的空き家対策モデル事業」認定のパートナー企業としても活動中。

メールでのご質問等も可能。
info@enishire.com


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平成31年…

平成31年…

皆様、新年おめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。



平成最後の年明けになります。
そして新たな元号になり、
どんな変化があるのか今から色々考えております。

皆様にとってより良い1年間になることを祈念致します。

本年も宜しくお願い致します。

平成31年 元旦
縁合同会社 代表 安孫子 友紀


【ブログ著者プロフィール】

安孫子 友紀
縁(えにし)合同会社 代表
http://www.enishire.com
https://www.zennichi.net/b/enishi-re/index.asp

2017年7月、東京都墨田区に事務所を構え、
同年9月より営業開始。
宅地建物取引業を中心に業務展開。

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不動産活用の転用の等のアドバイス業務や、
暮らしかたの提案、
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